当科の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する対応について
皆様には大変ご不安な状況が続いていることかと存じます。
当科としてもできる限り安全に診療を継続したく、以下についてご協力をいただけますと幸いです。
① 予約⽇の受診(再診)時、予約外受診を希望される時の有症状の扱い
- 発熱、⾵邪症状(咳、咽頭痛、⿐⽔など)、嗅覚、味覚障害がある⽅は必ず受付でご申告ください。また、状態に応じては受診前に電話連絡を入れてください。
- 当科では外来での新型コロナウイルス感染症の診察を行っておりません。
- また、ご自身が感染者の濃厚接触者になった場合、病院に直接来られることを控えていただき、病院に電話をし、電話診療の手続きをとってください。
- 新型コロナ受診相談窓⼝(帰国者・接触者電話相談センター)への相談基準に当てはまる⽅は、新型コロナ受診相談窓⼝にまずはご相談ください。当院への受診を指示された場合は、直接来院するのではなく、まず電話でご相談いただき、指示通り動いていただきますようお願い致します。
- 発熱、⾵邪症状がある場合は、通常の診察室とは別の場所にご移動いただきます。他の患者様、医療従事者への感染拡⼤を防⽌するために、ご理解・ご協⼒をお願い致します。
- 診察室に入室される場合、必ずマスクの着用をお願いします。また、診察時に外さないようにしてください。患者様、病院双方を守るためです。何卒ご理解ください。
京大病院としての方針は下記参照ください。
https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/info/20200311.html
② 予約⽇の受診(再診)における方針
- 外来診療は通常通り⾏っております。しかし、刻一刻と変わる情勢で縮小体制に入っております。ご理解につきまして宜しくお願い致します。
以下はアメリカリウマチ学会(ACR)で提言されている膠原病患者さんの診察に対する提言です(一部改変)
- 接触のリスクを減らす観点から、検査や診察は医師が必須であると判断した場合以外は最小限の頻度に減らします
- 接触のリスクを減らす観点から、電話診療を可能な限り活用します(ただし、医師が診察を必要と判断した場合はその限りでございません)
③ 電話診療について
- 厚生労働省より通達があり、感染防止の観点から電話診療を当院でも開始しております。但し、医師が通常の受診や検査が必要と判断した場合、電話診療はできません。
希望される方は以下参照をお願い致します。
https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/outpatients/reservation.html
④ ⼀時的な他の医療機関での診療について
コロナウイルス感染症が収束するまで、様々な事情で他の医療機関にご通院を希望される場合は、病院代表電話(075-751-3111)にまずお電話いただき、2ABブロック受付につないでいただいてください。氏名、患者番号、主治医、紹介先の病院名、紹介状がいつまでに必要かお伝えください。紹介状を作成しご⾃宅に郵送します(郵送料金は次回外来を受診された時にご請求させていただきます)。
⑤ コロナウイルス感染症に対する予防策の徹底
- ⼿洗い(アルコール消毒液もしくは20秒以上の石鹸での手洗い)を徹底してください。
- 不要不急の外出を控え、不特定多数の⼈が密に集まる換気の悪い場所、3密(密閉、密集、密接)を避けてください。
⑥ 入院について
患者さんに必要な入院加療は行いますが、安定期に入った場合、早期退院や転院をお願いさせて頂くことがありますので、予めご了承ください。
その他新型コロナウイルス感染症に関する情報は以下厚生労働省HPを参考にしてください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#kokumin
COVID-19に関する日本リウマチ学会、臨床免疫学会としての指針(治療、ワクチン等)の記載がございます。ご参考いただけますと幸いです。
臨床免疫学会(新型コロナウイルスに関する情報)
http://www.jsci73.net/information/covid19.php
2021年02月09日
京都大学医学部附属病院 免疫・膠原病内科
診療科長 森信暁雄